

プログラム
プログラム概要
●LIVE、〇オンデマンド
Live配信:2020年11月28日午前10時30分から午後4時30分まで
オンデマンド配信:2020年11月28日午前10時から29日正午まで
〇招待講演 運動の代謝応答と心不全の新規バイオマーカー
演者 倉林正彦(群馬大学)
座長 安達 仁(群馬県立心臓血管センター)
共催 ぐんま心肺運動負荷研究会
●特別講演 心不全治療アップデート
演者 百村伸一(社会医療法人さいたま市民医療センター)
座長 阿古潤也(北里大学医学部循環器内科)
共催 テイジンヘルスケア株式会社
○緊急会長提言 安定狭心症初期治療に心臓リハビリテーションを選択してもらうために必要なこと
演者 安達 仁(群馬県立心臓血管センター)
〇シンポジウム1 デバイス後の心臓リハビリテーション
座長 上野敦子(東京女子医科大学)、生須義久(群馬県立心臓血管センター)
座長の言葉:循環器領域で使用されるデバイスには、ペースメーカ、心臓再同期療法(CRT)、植込み型除細動器(ICD)、補助人工心臓(VAD)などの植込み型のもの、構造心臓病(SHD)に対する経カテーテル的大動脈弁植込み術(TAVI)や経皮的僧房弁形成術(MitraClip)など治療に用いられるもの、さらに経皮的心肺補助装置(PCPS)や補助循環用ポンプカテーテル(IMPELLA)のように循環を補助するものなど、多岐にわたります。それらのデバイスに対し、リハビリテーションがどのように変化あるいは対応して行われているか、実践や工夫についてディスカッションしたいと考えております。
〇シンポジウム2 急性期・術後心リハ
座長 曾川正和(森山記念病院心臓外科)、櫻田弘治(心臓血管研究所附属病院)
座長の言葉:心不全発症直後の急性期あるいは、PCI後、開心術後は、患者さんにとって大なイベントの直後です。その時期に行なわれる、急性期あるいは術後の心臓リハビリテーションにおける問題点、注意点は何でしょうか?各施設では、どのようにリハビリを行なっているのでしょうか?あるいは、こんなことをするともっと患者さんにとってメリットとなることはありますか?
●シンポジウム3 安定狭心症の心リハ実施法と効果
座長 小林欣夫(千葉大学)、安達仁(群馬県立心臓血管センター)
座長の言葉:安定狭心症に対する心臓リハビリテーションは、心筋虚血を減少させ、デコンディショニングを改善・予防し、運動耐容能を改善し、長期予後を良くすることが知られている。その一方で、リハビリテーション中に過度な心筋虚血を誘発することなく、心事故を起こさないようにすることも重要である。本シンポジウムにおいては、安定狭心症に対する心臓リハビリテーションの実施方法とその効果についての講演と熱いディスカッションを行う予定である。
●シンポジウム4 心血管機能・心不全と心リハ
座長 藤田英雄(自治医科大学附属さいたま医療センター)、岡田将(千葉大学)
●シンポジウム5 高齢心不全の地域・病診連携
座長 紺野久美子(帝京大学)、村田誠(群馬県立心臓血管センター)
座長の言葉:高齢心不全患者は併存疾患や複雑な社会背景を抱えていることが多く、心不全増悪を繰り返さないためにも、急性期から回復期治療、そして再入院予防としての治療が中断されないことが重要である。
そのためには中核病院と地域医療機関とが連携をとり、地域全体で継続的に診ていく診療体制の整備や構築の必要性があり、ここでその有用性や課題を改めて学ぶ機会になるとともに、今後の診療の発展に繋がれば幸いである。
〇シンポジウム6 COVID時代の心臓リハビリテーション
座長 車谷容子(山梨勤労者医療協会甲府共立病院)、中野晴恵 (群馬県立心臓血管センター)
〇心血OBセミナー:心不全の心臓リハビリテーション
座長 高橋哲也(順天堂大学)、熊丸めぐみ(群馬県立小児医療センター)
演者
- 心不全を治療できるPTの育成・教育法、心不全患者への心リハのポイント
高橋哲也(順天堂大学) - 重症心不全の心リハ
田屋雅信(東京大学) - 地域で行う心リハ
西川淳一(帝京大学) - 心不全に対する心リハの展望
河野裕治(藤田医科大学病院)
現役代表:生須義久、風間寛子、中野晴恵、設楽達則、猪熊正美
〇教育講演
- エイジング
演者 南野徹(順天堂大学循環器内科)
座長 明石嘉浩(聖マリアンナ医科大学循環器内科学) - 心不全とナトリウム、カリウム
演者 木田圭亮(聖マリアンナ医科大学)
座長 島田和典(順天堂大学循環器内科) - 心不全重症化のしかたと予防・対処
演者 石田岳史(社会医療法人さいたま市民医療センター)
座長 柴信行(国際医療福祉大学循環器内科) - 心筋梗塞発症のトリガー
演者 鈴木洋(昭和大学藤が丘病院循環器内科)
座長 熊坂礼音(埼玉石心会病院) - ストレスマネージメント
演者 石原俊一(文教大学)
座長 小山照幸(亀田総合病院) - 禁煙指導
演者 角口亜希子(榊原記念病院)
座長 礒良崇(昭和大学スポーツ運動科学研究所) - 脂質異常症の非薬物療法
演者 角田史敬(昭和大学循環器内科)
座長 木庭新治(昭和大学循環器内科) - 心血管病予防のための栄養指導ABC
演者 東條美奈子(北里大学)
座長 安達 仁(群馬県立心臓血管センター) - 心臓リハビリテーションと医療費
演者 田倉智之(東京大学)
座長 伊東春樹(榊原記念病院)
〇一般演題
セッション1 心不全・心筋症
セッション2 心臓術後・大血管術後
セッション3 栄養/精神・心理
セッション4 運動負荷試験/新しい介入法
セッション5 回復期~維持期
セッション6 運営/再発予防
座長 大宮一人
審査員 明石嘉浩、石田岳史、松永篤彦、田嶋明彦
医師部門
- 心臓リハビリテーションの実施状況について
亀田メディカルセンター リハビリテーション科
小山 照幸 - 心不全患者に対する栄養指導は総死亡を低下させる
群馬県立心臓血管センター 循環器内科
中島 貴文
メディカルスタッフ部門
- 維持期心リハプログラム参加者のセルフケアと社会支援状況調査
公益財団法人日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院 看護部
伊達 利恵 - アロマテラピーをクールダウンに併用する効果についての検討
社会医療法人 鶴谷会 鶴谷病院 リハビリテーション科
松村 亮太 - 糖尿病を有する心疾患患者の筋輝度と最高酸素摂取量の関連
獨協医科大学日光医療センター リハビリテーション部
高橋 もも - 日本人のHFrEF患者が外来リハビリテーションに参加するとMECKI scoreは改善するのか?
群馬県立心臓血管センター 心臓リハビリテーション部
新田 祥悟
〇群馬県立心臓血管センター心リハツアー
- 群馬県立心臓血管センターの心リハの流れ 安達仁
- 様々な有酸素運動と運動処方 村田誠
- 高強度インターバルトレーニング 設楽達則・中野晴恵
- トレーニングデバイスを利用した運動療法 風間寛子
- ひざトレーナー 村田誠
- 呼吸筋トレーニング 中野晴恵
- ICUの心リハ(PT) 心臓血管外科手術後を中心に" 猪熊正美
- ICUの心リハ(OT) 山下遊平
- 高齢者や他疾患有病者への心リハ(PT/OT) 高柳麻由美・高柳豊史
- 心臓病教室 風間寛子
- 患者教育/生活指導~やる気にさせる生活指導~ 吉田知香子・重田愛・安本雅子
- 家で活用したくなる減塩教室の実際 森明美・滝沢雅代・佐藤由希子
- 血糖管理と脂質管理~モチベーションアップのための食事指導~ 森明美・滝沢雅代・佐藤由希子
- #心リハ#くすり#情報〜当院での薬剤師の取り組み〜 坂下可奈子
- CPX Tour -当院での工夫を紹介- 小林康之
- CPXを活かした生活指導とホームエクササイズ 吉田知香子・重田愛・安本雅子
- 毎日の習慣 椅子体操 齋藤智子
- ヘルスアップ事業の紹介 園城朋子
- MedEx club 設楽達則
●ランチョンセミナー1 (LIVE 1 12:10-13:00)
「心不全、虚血性心疾患を合併した心房細動患者の抗凝固療法」
演者 桑原宏一朗(信州大学)
座長 長山 雅俊(榊原記念病院)
共催:バイエル薬品株式会社
●ランチョンセミナー2(LIVE 1 13:20-14:10)
「最近、心不全併存糖尿病患者でやめたこと!
~糖尿病治療のprincipleとSGLT2阻害薬の役割~」
演者 大西勝也(大西内科ハートクリニック)
座長 安 隆則(独協医科大学日光医療センター)
共催 ベーリンガーインゲルハイム株式会社、日本イーライリリー株式会社
●ランチョンセミナー3 (LIVE 2 12:10-13:00)
「糖質制限食のエビデンスと糖尿病治療におけるSGLT2阻害薬の立ち位置」
演者 山田 悟(北里大学)
座長 安達 仁(群馬県立心臓血管センター)
共催 小野薬品工業株式会社、アストラゼネカ株式会社
●ランチョンセミナー4 (LIVE 1 14:30-15:20)
「心不全治療の新たな展開〜ARNIへの期待~」
演者 井澤英夫(藤田医科大学医学部循環器内科学)
座長 安達 仁(群馬県立心臓血管センター)
共催 ノバルティス ファーマ株式会社 メディカル本部/大塚製薬株式会社 メディカル・アフェアーズ部
〇CPXライブ
- CPXの臨床応用(安達仁)
- 9パネルプロット正常値(小林康之)
- 心疾患におけるパラメータ(安達仁)
- 実際の波形の解析と解説(村田誠、上田正徳)
共催:ミナト医科学
〇第7回神奈川心不全栄養研究会
テーマ;『急性心不全急性期の栄養と運動介入について』
座長;横浜市立大学附属病院 小西正紹
オープニング;聖マリアンナ医科大学病院 明石嘉浩
SL1(医師;急性心不全の栄養に関する病態について)
北里大学病院 前川恵美
症例検討
座長;聖マリアンナ医科大学病院 木田圭亮
症例提示;群馬県立循環器病センター 村田誠
多職種チームA;東海大学医学部付属病院
多職種チームB;かわぐち心臓呼吸器病院
多職種チームC;群馬大学医学部付属病院
SL2(管理栄養士;急性心不全の栄養評価と介入について)
昭和大学藤が丘病院 玉木大輔
SL3(薬剤師;急性心不全の栄養と薬剤について)
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 松村泰斗
SL4(理学療法士;急性心不全の運動介入について)
横浜市立大学附属病院 岡村正嗣
SL5(看護師;急性心不全のモニタリングとせん妄予防について)
聖マリアンナ医科大学病院 石坂光央
クロージング;東京女子医科大学病院 若林秀隆先生
第7回神奈川心不全栄養研究会は、第5回日本心臓リハビリテーション学会関東甲信越地方会と合同セッションとして開催することになりました。神奈川心不全栄養研究会の特徴である症例検討会を中心に5つの多職種によるショートレクチャーを企画しています。今回のテーマは、まだ確立した評価方法や治療戦略がない分野である、『急性心不全急性期の栄養と運動介入について』にしました。症例検討会では途中の質問に対して、3つの施設の多職種チームによるディスカッションになりますので、明日からの診療の役に立つことになると思います。心臓リハビリテーションに関わる多職種の皆さんのご視聴をお待ちしています。